コンタクトレンズ

大切な目のためにコンタクトレンズと正しくつきあいましょう。
安全性:眼(瞳)に直接触れるため眼が傷つくことがある。
見え方:視野が広い(約200度)。強い乱視も矯正出来る。
自覚症状:ゴロゴロ感、乾燥感などの異物感を感じることがある。
お手入れ:レンズをはずした後、必ず洗浄(1日使い捨てタイプを除く)

ソフトコンタクトレンズの主な種類

1日使い捨てタイプ
1日使用で捨てるタイプ。レンズが汚れやすい方、1週間に数日しか使わない方、洗浄・保存等が出来ない場合にお勧め。

2週間交換タイプ
最長2週間使用し、新しいレンズに交換するタイプ。毎日の洗浄・消毒保存が必要。

※1回使い捨てと2週間交換タイプには中程度までの乱視が矯正できるタイプもあります。また、度数に制限があり、視力の改善が望めない場合もあります。

従来型タイプ
約1年使い続けるタイプ。毎日つけてはずすたびにレンズケアをして、再び使用します。長く使うので、汚れが蓄積しやすいといわれています。

遠近両用コンタクトレンズ
45歳以上で老眼を自覚された方にお勧めです。このレンズは瞳孔にあたる大きさの中に遠用から近用までの度数が分布されるように設計しているため、遠くも近くもスムーズな視界を得られます

レンズのやわらかさや、うるおい、カーブ、デザインによって、つけ心地は違うよ。目や涙の状態によっても変わってくるので、眼科の先生に聞いてみよう。
コンタクトレンズがあってもメガネはずっと必需品。目に違和感があるときや、決められた時間以上コンタクトレンズを使ったときはメガネにチェンジ。
ゆっくり何度かまばたきをすると、レンズが黒目の上で安定します。

ハードコンタクトレンズ

酸素透過性タイプ
見え方のすっきり感・乱視矯正力・耐久性に優れている。初めて装用するときはゴロゴロ感がある。また、激しい運動をした際、ずれたり、はずれたりすることがある。
20年以上の長期装用は角膜への負担が大きく、瞼が下がって来る副作用があるため、最近はソフトコンタクトが主流になりつつある。

コンタクトレンズの使い方

コンタクトレンズはケアをさぼると、レンズが汚れ、トラブルの原因に。正しいケア方法を覚えて快適なコンタクトレンズ生活を送ろう。

つけ方
レンズを容器から取り出し、人さし指の上にのせ、レンズの裏表を確認。

指で目を大きく開き、人さし指にのせたレンズを、黒目の上にゆっくりのせる。

ゆっくり何度かまばたきをすると、レンズが黒目の上で安定します。
はずし方 1
人さし指でレンズを黒目より少し下にずらす。
2
親指と人さし指の腹でレンズをつまんで取り出す。

コンタクトレンズによる目のトラブル

コンタクトレンズをつけたまま眠ってしまって目が酸素不足になったり、汚れたレンズをつけて炎症をおこしたり。正しく使わないとトラブルの原因に。

  • 目が充血している
  • 目ヤニがでる
  • 目やまぶたがかゆい
  • ゴロゴロする
  • 目や目の奥が痛い
  • よく見えない
  • なぜか涙が出る
  • 目が乾いた感じがする

【注意事項】
必ずお守りいただきたいこと。

1.少しでも異常を感じたら、すぐに眼科にかかりましょう。また医師の指導は必ず守りましょう。
2.装用時間、装用スケジュールを守りましょう。
3.決められた洗浄・消毒・保存方法を守りましょう。
4.定期検査を受けましょう。

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